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Channel: スポーツナビ+ タグ:柳原悟
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油断していたら一発 オープン戦~駒大×JR東日本東北

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JR東日本東北  0 0 2 0 0 0 0 0 0 2駒澤大       0 0 0 0 0 0 0 0 1 13月23日 駒大祖師谷グラウンド JR東日本東北 市川、齋藤、西川和 - 下館駒澤大      今永 - 木下本塁打 江越(駒澤大)駒澤大のグラウンドは世田谷区を流れる仙川沿いにあるのですが、ちょうど桜も見頃の季節だっただけに、桜と川を眺めながら野球観戦に向かうというなかなか風流な気分を味わえましたね。駒澤大のOP戦、今日は社会人野球のJR東日本東北との対戦でした。試合はJR東日本東北が3回表にランナーを得点圏まで進めると、チームのベテランで2番サードの長谷部純が相手投手が制球に苦しみ甘く入ったところを見逃さず強い打球を返しタイムリーヒットで先制します。相手の隙を逃さない辺りはさすが社会人のベテラン選手といったところでしょうか。更にその長谷部をランナーにおいて3番ライトの亀浦俊一がライトを深々とやぶる長打を放ち、相手ライトが処理に手間取っている隙をついて一気に加速!タイムリー三塁打とし追加点を上げます。JR東日本東北の先発は市川功久で、今日の彼の投球は球威・制球ともに抜群で低めコーナーに速球が決まれば見逃し三振。変化球のキレ味も抜群で打者が何とか当てても凡フライになるなど、7回を投げて1四球8奪三振の無失点という圧倒的な内容でした。それでも試合中盤辺りからさすがに駒大打線に捕まりかけはしたのですが、バックの堅い守りにも助けられました。具体的には5回裏の1死から駒大の6番キャッチャー木下祐志にセンター前ヒットを打たれて、続く7番ファーストの柳原悟にも右中間への痛烈な当たりを打たれランナー木下は一気に塁上を加速し誰もが駒大の得点シーンを思い浮かべたその瞬間、俊足を飛ばすライト亀浦が完全に長打コースな打球の落下点になんと間に合い捕球フライアウト!しかも亀浦はそこから慌てずすかさず一塁へきっちり返球。中継も落ち着いたプレーでランナー木下慌てて帰塁するも送球の方が一瞬早くアウトとなって一気にチェンジ!という上質な守備プレーもありました。対する駒大の方は試合に敗れはしたものの全てにおいてやられてばかりだったわけではありません。駒大先発は新2年生の今永昇太で、先にも述べたとおり立ち上がり制球に苦しみ、3回の失点時など試合序盤は高めの球は大きく外れ低めの球は低すぎで時にはワンバウンドなどもしましたが、それでも大きな制球の破綻はしておらず(故に2失点だけで済んだとも言えます)、更に中盤から終盤にかけては速球・変化球ともに制球がすこぶる安定してきた上にもともと球威はある投手だけに試合終盤では逆に相手を圧倒して2失点の完投をきめました。低めいっぱいに速球が決まった時は見逃しストライク。高めから低めに大きく曲がり落ちるカーブもやはり見逃しストライク。打者の手元で鋭く曲がるおそらくスライダー(観客席からはスクリューとの声もありました)と思われた変化球は打者が当てても凡ゴロかフライ。急激に落ちる球、チェンジアップでしょうか?それが出たら空振りストライク。…という感じに社会人打者達を圧倒した投球には感服。おそらく今シーズンの駒大エースは彼で決まりではないでしょうか?そして捕手の木下祐志。これまた先に述べた5回裏のチャンスをつぶしたオーバーランがありましたが(苦笑)、それでも打撃では複数安打を放ち、守っては立ち上がり投球が大きく外れることもままあった今永の球を可能な限り後ろに逸らさず、そして今日一番の見せ場はその肩で、実にJR東日本東北の盗塁を三度も刺しました!(今永が最少失点で済んだのもこのアシストのおかげでもありますね)戸柱恭孝(現NTT西日本)が卒業後の駒大正捕手の座は木下が最有力候補かな?そして最後に、このブログお気に入り選手(笑)の江越大賀。その高い身体能力で、私が駒大の試合を見に行くたびに必ず打撃か走塁か何か最低一つは印象に残る大きなプレーをしてくれる選手なのですが、今日は9回裏の最終打席。今日は江越の快打無しか~などとすっかり油断していたら1発最後の打席でフルカウントまで粘った挙句にフルスイングすると打球は失速せずレフト方向へのソロホームラン!江越は何かを必ずやるコやねぇー

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